赤ちゃんはいつから小児歯科に通うか
- コラム
皆さんこんにちは。
神戸市東灘区にある歯医者【タケモト歯科】です。
生後間もない赤ちゃんの歯が生えてきたけど、どうしていくのがいいんだろう
歯ブラシで磨く?
歯磨きは使う?
そんなお悩みをお持ちのお父様、お母様に向けてお伝えします。
赤ちゃんはいつから小児歯科に?
赤ちゃんの歯が生え始めたら、歯医者さんの診察を受けましょう!
通常、赤ちゃんの歯が生え始めるのは生後6〜8ヶ月ほどです。この時期は虫歯のリスクは低いですが、赤ちゃんの歯のケアが正しく行われているかを確認するために歯医者さんを訪れることが重要です。お口の健康状態を専門家に見てもらい、適切な歯ブラシや歯磨き粉の使用時期について正しい情報を得ましょう。歯科医師や歯科衛生士がアドバイスを提供してくれます。
歯磨き粉を使用するタイミング
一般的に、歯磨き粉は使用後にうがいして吐き出すものです。
そのため、うがいができるようになる時期を目安に歯磨き粉の使用を考えるのが良いでしょう。ただし、口臭などが気になる場合や、フッ素の塗布を目的とする場合、フッ素濃度が低い(約500ppm程度)ジェル状の歯磨き粉を使用すると、ほとんど害がないため、うがいができない場合でも使用することができるでしょう。歯磨き粉の使用に関しては、歯科医師と相談して適切な判断をしましょう。
こどもの歯を守るのはお父様、お母様の役目です
子供の虫歯予防には、親が正しい知識を身につけることが不可欠です。定期的な歯科診療でフッ素塗布を受けたり、子供が歯医者に慣れ親しむようにすることで、積極的な予防策を講じることができます。
歯医者に慣れてもらうことは、虫歯予防だけでなく、虫歯ができた場合の早期治療にも役立ちます。子供が歯医者を怖がらずに通院できるように、ポジティブなイメージを持つことが大切です。
子供が虫歯のない健康な歯を保つためには、虫歯ができる前から定期的な歯科検診に一緒に通うことが非常に重要です。
お父様とお母様から虫歯がうつることがあります
虫歯は感染する可能性があります。例えば、同じ食器や箸を使うことで、親から子供へ感染することがあるかもしれません。ただし、あまり神経質になる必要はありません。まずはご両親が自身の口腔内環境を健康に保つことが最も重要です。
子供の虫歯予防に取り組んでいても、親自身が虫歯予防を怠ると、子供の虫歯リスクが高まることがあります。感染が必ずしも起こるわけではありませんが、家族全員が歯医者に通い、口腔内の清潔さを保つことでリスクを減少させることが大切です。
また、親が歯磨き習慣を正しく実践し、定期的に歯科医院を受診する習慣があると、子供もそれを当然のことと受け入れるでしょう。親子で歯磨きの時間を楽しんだり、一緒に歯磨きを行うことも有効な方法です。
まとめ
当院では、お子様の歯を守るために、できるだけ早い段階で歯医者に相談することをおすすめしています。時折、「まだ早いかな?」「泣いてしまうかもしれないし迷惑かも」と考えることがあるかもしれませんが、そんな気にせず、早めに歯医者を受診してください。
特に小さなお子様を診察する小児歯科への受診をお勧めします。私たちはお子様が歯医者に通うことを楽しいと感じてもらえるよう、心を込めて対応しています。安心してご来院いただけるよう、どうぞお気軽にお越しください。